佐賀県にたくさん存在すると言われている淀姫神社ですが、今日は武雄市の朝日町にある淀姫神社に行って来ました。
こちらは、島田洋七さんが書かれた小説がテレビドラマになった「佐賀のがばいばあちゃん」のロケ地ということでも有名になったようで、その時の様子を伝える看板なども残っておりました。
淀姫神社の祭神は神功皇后の妹にあたる淀姫命で、またの名を豊姫(とよひめ)という姫神様です。

淀姫神社の祭神は、神功皇后の妹の淀姫命で、
由緒書きより
またの名を豊姫ともいい、朝日村の村社であった。
神社の創建のいわれは、神功皇后の朝鮮出兵の時、
妹の淀姫が後をしたって武雄温泉に来られ、丸山の
風景をながめ、長旅の疲れを慰められたという。
皇后の旅立たれた後、淀姫は22歳の若狭でここ
川上の地で亡くなり、御霊を祀るため建てられたと
伝えられている。
この神社には明神鳥居と呼ばれる鳥居が二つあり、
一の鳥居は正徳6年(1716)建立、
二の鳥居は大正6年(1917)に建てられている。

こちらが一の鳥居の明神鳥居。
額には「淀姫大明神」と彫ってあります。

鳥居の両脇にはいろいろな石碑があります。
すぐ右側には道路が走っているのですが騒音もなく静かな参道で、拝殿前にはこちらも明神鳥居の二の鳥居が立っております。


参道の一角に祠らしきものがあり、そこには一体だけ肥前狛犬らしきものが鎮座しております。
付近を探してみたのですが、やっぱり一体しかいないようでした。
肥前狛犬を見るといつも思うのですが、じつにユーモラスで愛嬌のある形をしてますよねw

神橋を通ると二の鳥居。こちらには「淀姫神社」の額がありました。

そして拝殿。

拝殿の後ろの御神木の大楠が、まるで社を包み込むような見事な枝ぶりで堂々と立っております。
拝殿の中の様子と天井画。

お堂。だいぶ傾いてますよね。私の撮り方がまずいのかなw

「佐賀のがばいばあちゃん」の案内板もすっかり日焼けしてしまったようで、こうなるとなんだか哀愁を誘いますねw
さて、今日も楽しい神社巡りでした。最後までご覧いただきありがとうございます!
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