こちらの鳴瀬神社は、JR佐世保線高橋駅の南東1.5kmほどにある、武雄市橘町芦原鳴瀬地区の小高い山の中腹辺りに鎮座されております。
国道498号線の鳴瀬橋東交差点から東側に50m、鳴瀬地区の集落の中を縦断する旧長崎街道沿いに一の鳥居が立っております。
佐賀県に限らず、地方は公共交通機関の便が良くないのでマイカーで参拝できないととにかく不便で仕方がありません。
というかマイカー無しでは参拝できない神社が山ほどあるのではないでしょうかw

参道入口に立つのは昭和15年8月建立の一の台輪鳥居です。
石工銘は「須古村 森次八」と刻まれておりました。
そして飛び狛さんが載る石造常夜灯。
常夜灯も一部補修されているようですが、逆立ちとチンチンしている飛び狛さんは風化も少なくしっかりしていました。
この表情は肥前狛犬同様、なんだか心が和みますw

さあ、ここから石段参道が続きます。

参道脇の石祠。

石段参道と並ぶように右手にも石の階段が沿うように続いております。

二の肥前鳥居。

肥前鳥居には「鳴瀬大権現」の神額が掛かります。

さらに石段参道は続く。

もう一息です。

瓦葺き入母屋造りの拝殿。
そして拝殿前の狛犬さんです。

万延元年(1860年)6月生まれの狛犬さんでした。

拝殿内の様子。

本殿。

立派な石祠です。
石祠群。

神庫。
ご神木。
神社巡りをしていて思ったのですが、やはり昔は宿場町などの賑やかな場所や商売人が多く住む宿場町だったところに多くの神社があるように感じます。
こちらの鳴瀬神社もそうですが、佐賀県でも旧長崎街道沿いにたくさんの神社があるのは間違いありません。
旅の安全や商売繁盛など、神様にお願いすることがやはり多かったのでしょうね。
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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