川良天満宮 佐賀県武雄市武雄町大字富岡川良

[AD]本ページにはプロモーションが含まれています

武雄市の神社

こちらの川良天満宮は、JR佐世保線武雄温泉駅の北方およそ1kmの距離、県道24号武雄多久線の「小楠」交差点を北上した佐賀県武雄市武雄町大字富岡川良地区の街なかに鎮座されます。

街を横切るように流れる甘久川のすぐ南に位置するお社は、川の氾濫から社殿を守るためなのか境内が道路よりも一段高くなっており、五段ほどの石段を上がり入口に建立された鳥居をくぐれば、明るい境内に黒塗りの入母屋造りの拝殿と流造の本殿が建立されています。

舞台を感じさせるような開放的な拝殿前に大正生まれの塩田型狛犬が奉納され、拝殿の中に掲げられた三十六歌仙の扁額には重厚さを感じるとともに、鹿と紅葉の絵が描かれた社号額に心が和みます。

開放的な作りのお社であるにも関わらず圧倒的に綺麗な状態が保たれているのは、氏子の皆様の日々の管理の賜でしょう。また参拝に訪れてみたいお社です。

社頭。周囲よりも一段高くなった境内入口に台輪鳥居が立っております。

鳥居には「天満宮」の神額が掛かります。

瓦葺き入母屋造りの拝殿。風通しの良い開放的な拝殿ではありますが、全体に黒く塗られた社はなかなか重厚さを感じさせてくれます。

大正2年1月1日生まれの塩田型狛犬の台座には「武雄櫻町 石工 池田勘作」の刻銘が入ります。

拝殿の中の様子。拝殿の天井周りには、三十六歌仙が読んだと思われる綺麗な扁額が掛けられており、圧倒されるとともにとても優雅な気分になります。

こうした開放的な造りの拝殿にしては清潔さと美しさが保たれており、驚いたのはもちろんですがかなり感動的でした。

川良天満宮の社号額。鹿と紅葉が描かれています。

本殿。

銅板葺き流造の本殿です。

拝殿東側の土俵。土俵の砂が流れ出さないように土嚢が積まれていました。

仏堂。

御神木と石祠。

境内の様子。

御祭神は菅原道真公と思われますが、境内に案内等がなく由緒沿革などは分かりませんでした。

街中に佇む古社。周囲の喧騒をよそに、なぜかこの場所だけはホッとさせてくれました。それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

ランキングに挑戦しています。
⇩ポチッとクリックいただければとても励みになります!
にほんブログ村 ライフスタイルブログへ



コメント

タイトルとURLをコピーしました