佐賀県唐津市にある「宝満神社(ほうまんじんじゃ)」は、いつしか参拝して祈願すると宝くじが当たると言われるようになりました。
神社の名前が「宝満」、宝が満ちるという縁起のいい名前からそういうご利益があると期待されたのでしょうね。
同じく唐津市には「宝当神社(ほうとうじんじゃ)」という、これまた縁起のいい名前の神社が高島にあり、この二つの神社には全国の宝くじファンが一年を通して訪れると言います。
ということで、私たちも過日年末ジャンボの当選祈願も併せて参拝させていただきました(笑)

ところがこの日は偶然にも正月の大門松を建てる日だったらしく、ちょうど2本目の大門松が建てられている真っ最中だったのです。
宝満神社では20年ほど前から毎年、年末年始の参拝客のために11月下旬になると高さ約15メートルの大門松を建てているそうなんですよね。


今日は別に狙ったわけでもないのにこの偶然、ひょっとしてこれはなにかの前兆なのか…
なんて思いながら、さっさと参拝することにしました(笑)

豊満…じゃなかった、宝満神社といいますがけっこう小ぢんまりとした景観です。

見たところこれが一の鳥居のようです。
急な階段を上ったすぐ脇に狛犬が鎮座していたので、階段の途中から撮影するしかなく横からのアングルがちょっと厳しかったかな?


吽形の狛犬が右足に鞠を持っております。


阿形の狛犬は口の中に玉を咥えております。


一の鳥居と神額。神額には「宝満宮」と刻んであります。

上を見上げると神社を守っているのか、ご神木の巨木の幹がまるで覆いかぶさるかのように大きく曲がっているのがとても神秘的です。

こちらが二の鳥居。額には「宮地嶽神社」と刻まれております。
そして二の鳥居の脇にも一対の狛犬が鎮座しておりました。




ところがこの狛犬、なにかおかしいなと違和感を感じたのですが、よく見ると左側が阿形の狛犬で右側が吽形の狛犬となっておりました。

少々いぶかしさを感じたものの、さてもう少し上ると三の鳥居、そして拝殿が見えます。

こちらが三の鳥居。額には「住吉大明神」と彫ってあります。
え?一の鳥居が「宝満社」で二の鳥居には「宮地嶽神社」、そして三の鳥居には「住吉大明神」とあるけどこれはいったいどうしたものか。

こちらが拝殿。拝殿にはしっかりと宝満神社と書かれています。
そういえば、神社の入り口にも三つの神社の名前が書かれていたような…

しかし、拝殿に掛けてあった由緒書きを見て解決です。

明治末期に行われた神社合祀によって、近くにあった三つの神社が合祀されたことでこういうことになっているのでした。
すっと腑に落ちたところで参拝しましょう。
どうか「年末ジャンボ宝くじ」が、ほにゃららしますように!!!
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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