こちらの八天狗神社は、JR唐津線山本駅の西方およそ4kmの距離、県道50号唐津北波多線の西九州自動車道北波多IC出入口の西へ100mほど、佐賀県唐津市北波多上平野地区の南の外れに鎮座されます。
田中川に架かる橋を渡り、すぐ左の土手沿いの道を進むと田圃の中に鎮守の森位置し、境内は腰の高さほどのレンガを積んだ塀で囲われ、北側の境内入口に一の鳥居、境内西側の拝殿の前に二の鳥居が奉納され、その奥に切妻造の拝殿と流造の本殿が建立されております。
由緒沿革等については不明ですが、拝殿前の鳥居には「天神宮」の神額が掛かっており、梅鉢紋が入る本殿には菅原道真公の座像が祀られています。また、拝殿の中には狛犬が一体だけ安置されています。

神社遠景。

境内入口の鳥居。

鳥居には「八天狗神社」の神額が掛かります。
柱には明治37年5月建立の刻銘が入ります。

拝殿前の二の鳥居。

鳥居には「天神宮」の神額が掛かる。
右の柱には「再建神門」との刻銘がありますが…。

拝殿。

拝殿の中の様子。

梅の紋が入る本殿には菅原道真公の座像が祀られています。

幣殿の片隅で一体だけの小さな狛犬さんがしっかりと役目を果たしています。
おそらく狛犬灯篭の笠石に載っていた狛犬さんではないかと思われます。

垂れ耳の吽形の狛犬さんでした。
本殿。

神牛。

石碑や手水鉢。
社殿の中の狛犬さんは前肢の先の部分が折れており、後肢も大腿部から下が無くどんなタイプの狛犬さんだったのでしょう。
ひょっとして仔狛?いろいろと思いをめぐらしたのですが結局想像がつきませんでしたw
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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