木起神社 佐賀県伊万里市木須町木須西

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伊万里市の神社

こちらの木起神社はJR筑肥線伊万里駅の北北西およそ3.5kmほどの距離、佐賀県伊万里市木須町木須西の集落の中央付近に鎮座されます。

国道204号線沿いの伊万里市立牧島小学校から南東400mほど、押しボタン式信号がある三差路を左に300mほど行った大平山の山裾に位置し、神社の前には広大な田圃が広がっており、ここを中心に民家が南北に分かれて集まっています。

昔、神功皇后が朝鮮半島から日本に帰ってきたときこの地に漂着したそうで、トコロというショウガに似た根菜と海草という、ありあわせの献立に無花果の箸12人分をつけて献上したところ、たいそう喜ばれたという伝説があるようです。

社頭。

参道の台輪鳥居。

「木起神社」の神額が掛かります。

入母屋造りの拝殿。

拝殿の中の様子。

本殿。

初めは木須町と脇田町にまたがる木須川源流の大平山に、1573年~1588年の天正年間建立されたそうで、その後この地に移築されたそうです。

木起神社の社名の所以は、神社の参道の松の木数本が田圃に倒れ掛かっていたので、村人が相談して伐採することにしたところ夜中に突風が吹き、覆いかぶさっていた松の木がすべて方向を変えていたそうです。

村人はこの霊験を知り、この神社の名を「木を起こした」ということから「木起神社」と名付けたそうです。

六地蔵ほか石仏群。

神社遠景。

それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。


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