こちらの田嶋神社は波多津コミュニティセンターの東およそ3kmほどの距離、佐賀県伊万里市波多津町板木地区の中央部に鎮座されております。
県道52号山本波多津線の、中山地区の外れから北に入ったところにある板木公民館北の小丘の上に位置しており、境内には唐破風付き入母屋造りの拝殿と流造の本殿が建立されており、それを明治32年4月生まれの唐津型狛犬が守護しております。
案内板等がなく由緒沿革等については不明ですが、西に3kmほどの波多津町畑津に鎮座する「田嶋神社」が唐津市呼子町加部島の田嶋神社から分霊を受けて勧請されていつので、おそらくこちらは畑津の田嶋神社から分祀されたものではないかと思います。
石段参道入口に立つ一の明神鳥居。
鳥居に掛かるのは「田嶋神社」の神額。
「明治十七年甲申秋九月」建立の刻銘が入ります。
飛び狛灯篭。
石段参道の途中に立っている二の明神鳥居。「平成元年五月吉日建立」の刻銘が入ります。
三の明神鳥居。二の鳥居と同じ平成元年5月建立です。
参道途中の左側に建立されている末社。
石段参道はさらに続きます。
やっと境内です。
そして境内入口では唐津型狛犬が睨みを利かせています。
「明治三十二年四月吉日」の刻銘が入ります。
社務所?
唐破風付き入母屋造りの拝殿。
唐破風向拝下の様子。
拝殿の中の様子。
流造の本殿。
本殿のそれぞれの板塀には、白髪に白髭のまるで“仙人”が雲に乗ったような絵が描かれています。
皇太神宮碑。
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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