こちらの八幡宮はJR佐世保線の武雄温泉駅南方およそ3kmほどの距離、佐賀県武雄市東川登町大字永野北永野地区の集落のほぼ中央付近に鎮座されます。
国道34号線武雄市寺ノ下交差点を東へ300mほど、左側に広がる里山に設けられた石段を登った小山の上に位置します。
石段参道を上がると、石垣が組まれ一段高くなった境内に明神鳥居が立っており、十数段の石段を上がると境内には開放的な拝殿と、三段に積まれた石垣の上に本殿石祠が建立されております。
民家の横にある参道入口。
コンクリートで整備された石段参道。
社頭。
境内入口に立つ明神鳥居。昭和15年4月建立の刻銘があります。
鳥居には「八幡宮」の神額が掛かります。
開放的な寄棟造の拝殿。鳥居から拝殿まではコンクリートで整備された参道が伸びております。
拝殿の中の様子。
石垣の上に建立された本殿石祠。
「祐徳院殿」の石祠が祀られ、それを守護しているのか石造りの狐一体が居ます。
大分県の宇佐神宮を総本社とする八幡宮は、応神天皇を主神とし神功皇后を配祀する神社で、弓矢の神として武士を中心に古くから広く尊崇されたそうです。
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