こちらの沖神社はJR長崎本線牛津駅の西南西およそ600mの距離、佐賀県小城市牛津町勝前満江地区に鎮座されます。
国道207号線の「牛津大橋東」交差点から、北へ100mほどの場所にある大きな蒲鉾工場の南側を流れるクリークに掛かる橋を渡った川岸に位置し、川岸に沿って延びる参道を行くと参道とは直角に鳥居が建立されています。
周囲を樹木で囲われた小さな境内に入るとそこには社殿はなく、4メートル幅ほどの台座の上に弁財天の石祠とともに本殿石祠が祭祀されています。境内の記念碑によると平成5年12月に改修されているようですが、案内がなく由緒等については不明です。
沖神社は日本国内を見ても多くはなく、佐賀県でもとくに小城市芦刈町に多く鎮座しています。祭神は大綿津見神で、その多くの神社が海辺の田畑が多い地域に鎮座しているため、海から吹き込む潮風による潮害を防ぎ五穀豊穣を祈るために祀られたという見方がされているようです。
社頭。
川岸に沿って立つ鳥居。
鳥居に掛かるのは「沖神社」の神額。
柱には明治21年9月建立の刻銘が入ります。
本殿石祠と弁財天石祠ほか。
天照大神宮の石碑と石祠群。
平成5年12月建立の神社改修記念碑ほか。どうやらこの年に神社が改修されたようですね。
沖神社という社号の神社は国内を見てもそう多くありません。佐賀県内でも小城市のとくに芦刈町に多く分布しているようです。
祭神は大綿津見神とされており、その多くの神社が海辺の田畑が多い地域に鎮座しているため、海から吹き込む潮風による潮害を防いで五穀豊穣を祈るために祀られたという見方がされているようです。
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