立山神社(立山社) 佐賀県多久市北多久町大字小侍東原

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多久市の神社

こちらの立山神社は、JR唐津線多久駅の北東およそ2kmの距離、佐賀県多久市北多久町大字小侍東原地区に鎮座されます。

国道203号線「浦山」交差点から北へ一直線に1.5kmほど行った、前田地区と立山地区集落の入り口の道路右側、標高145mほどの里山の山裾部分に位置しています。

石段参道入口に狛犬と鳥居が奉納され、3尺ほどの急な石段が50段ほど伸びており、その上の境内に入母屋造りの拝殿と流造の本殿が建立されております。

御祭神は伊邪那岐尊、伊邪那美尊で、自治体では立山神社の社号で呼ばれていますが、「佐賀県神社誌要」には立山社との記載があります。

多久市史によると神霊をこの地に奉祀したことで、生息していた大蛇からの害が免れたとあり、多久市史の“丹邱邑史”には宝殿や拝殿の記述もあるようです。

やはり門松があるとお正月の雰囲気が出ますよね。

年代不詳の狛犬さんは、吽形は右足、阿形は口に玉を持っております。

阿の開いた口が独特で、口角の部分がやけに広く開いているのが面白いですw

そして台座が六角形というのに気が付きましたが、私がこれまで見てきた狛犬さんでは初めて見ました。

肥前鳥居。

神額には「立山社」とあります。

急な階段で、石段の幅も狭いのでかなり登りづらいです。

そのため参道右わきにはスロープが設けられていますが、このスロープもかなりの急こう配なので前傾姿勢を強いられますw

裸電球がありますので、大みそかの年越しや初詣でのためのものなのでしょう。

さあ、あと少しなので頑張りましょう!

登りあがったところには石仏が鎮座されています。

こちらが拝殿。

残念ながら拝殿前には狛犬さんはいませんでした。

村社 立山社 小城郡北多久村大字小侍
祭神 伊邪那岐尊 伊邪那美尊
當社鎮座地立山附近は、鬱蒼たる森林にして、大蛇生息して居たり、然るに仝村中小部にある大厳石の上に神霊現はれたれは、現今の立山後に奉祀して、大蛇の害を免れたりと云ふ、元文五年十一月十五日の火災により古文書等焼失して詳しかることを知るを得す。明治六年村社に列せらる。

“佐賀県神社誌要”より抜粋

こちらが本殿。

何かの記念の石碑。

「天照大神宮」。

境内から見た石段。

やっぱり石段はやめてスロープにしましょうねw

今日も最後までご覧いただきありがとうございました。


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