こちらの多久天満宮はJR唐津線中多久駅の北方およそ600m、国道203号線沿いに建つ多久市役所南側の佐賀県多久市北多久町大字多久原中の原の町なかに鎮座されます。
多久市役所の真裏の、中多久駅へ向かう道路との角に位置する境内には鳥居は無く、一見すると神社という雰囲気はまったく感じない開放的な境内入口に「多久天満宮」の社号標が建立され、境内の正面に銅板葺き流造の小さな社殿とその右側に「中の原公民館」が建立されています。
由緒等については分かりませんが、社殿横には太宰府天満宮から分けられた飛梅が植えられています。
神社遠景。
外削ぎの千木と鰹木が置かれた銅板葺き流造の社殿。その周囲には玉垣がめぐらされています。
太宰府天満宮から分けられた飛梅と観世音菩薩像。
手水舎。
おそらく社殿は新しく建て替えられたものだと思われますが、鳥居や狛犬の姿はありませんでした。
近年は老朽化した社殿を建て替えた際に、社殿は新築するものの同じく老朽化した鳥居や狛犬は廃棄されていることが多いのか、新しい社殿の建つ神社に鳥居や狛犬が見られないことがままあります。
神社の資金難は周知のとおり、氏子さんたちの負担も多くなっていると思われるので、これは仕方がないことなのかもしれませんね。
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