こちらの鈴鹿神社は、JR唐津線多久駅の南西およそ6kmの距離、県道25号多久若木線の谷バス停付近の佐賀県多久市西多久町大字板屋谷地区の集落の外れに鎮座されます。
民家の横に設けられた害獣除けのフェンスを開けると、コンクリートで固められた参道が山の方へと続き、整備されたコンクリート製の階段や坂道を登って行くとやがて鳥居が現れ、鳥居をくぐると苔むした石段参道が社殿へと続いています。
境内には切妻造の開放的な拝殿が建立され、その裏側の石垣が組まれた一段高い玉垣に囲まれた場所に石造りの常夜灯一対と本殿石祠が祀られています。
多久市の資料によると、創建は不明ですが小石祠には1669年造立の刻銘が入っており、御祭神が大比古命、坂上田村麿、そして伝説上の女神の鈴鹿御前という珍しい神社です。
参道入口。入口には金網フェンスが設置してありましたが、右隣りの民家の方に訪ねると出入りの時にしっかり閉めてもらうと参拝はできるということでした。
参道に入るとすぐにコンクリートの石段が続きます。
しばらくするとコンクリートの参道に。
参道途中に立つ台輪鳥居。
鳥居には「鈴鹿神社」の神額が掛かります。
これから先は苔むした石段参道が拝殿まで伸びています。
拝殿。
多久市の資料によると、御祭神は大比古命と坂上田村麿、そして伝説上の女神、鈴鹿御前とあります。
名称 鈴鹿神社
“資料12 多久市内の神社一覧”
祭神 大比古命・坂上田村麿・鈴鹿御前
概要 創建時は不明、小石祠は1669年造立、阿弥陀如来種子が刻まれたものである。
天満宮。
本殿横の石塔と石祠。
静寂に包まれた山の中に佇む社殿の中と向き合っていると、一瞬世間とは隔絶された別の世界に紛れ込んだかのような錯覚を覚えます。
まだ日が高い時間帯での参拝だったのでそれほどでもなかったのですが、夕暮れ時の参拝はちょっと怖い感じがするかもしれませんねw
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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