こちらの天満宮は佐賀市川副町鹿江505に鎮座されているので、勝手に「鹿江天満宮」と呼ばさせていただきます。
県道444号大詫間光法停車場線の平田分交差点を北上している時、左手に鎮守の森が見えたので車のハンドルを切って発見した神社です。
古社の多くは鎮守の森で囲われているので、鎮守の森っぽいところを探せば神社にたどり着きます。そういった意味では、佐賀の地は平野なので神社が見つけやすいかなw
この近くには先日アップした「厳嶋神社」もあります。

クリークに架かる神橋。佐賀市は本当にクリークが多いですね。

社頭。そして一の鳥居。

自身の力では支えられなくなったのか、御神木の松が支えながらもしっかりと耐えています。
ただ、上半身に比べると幹回りがあまりにも小さすぎるのではないでしょうか?これではやはり支えがないともたないでしょうねw

どうやら威徳寺のご住職が宮司もなさっておられるようです。

二の台輪鳥居。
明治15年の建立です。

千鳥破風と唐破風が付いた入母屋造りの社殿です。右の方には二宮金次郎さんの像も立っております。
そして昭和3年生まれの狛犬さんです。
面白いのは、吽形の狛犬が右の前足をまるでお手でもするかのように上げていることです。
私ははじめてお目にかかったのですが、こういうのも制作された石工さんの作風なんでしょうか。カールがかかったような鬣もとってもオシャレです♪

石工さんの銘は3人の連名で入っていました。
「小柳綱次郎」「矢ヶ部文八」「徳永次吉」と読めるようです。

拝殿の唐破風下には本当に見事な細工が施されています。
木鼻には獅子と象が彫られています。

流造の本殿。
鎮座地 佐賀県佐賀市川副町大字鹿江303
御祭神 菅原道真 応神天皇 天御中主尊
創設年代 享禄元年(1528年)
御由緒 江遠江守兼明が本村に築城したとき、その菩提寺として円照寺を開いた。そして、円照寺の末寺として12ヵ寺を建て、また今古賀神社を同寺の鎮守として勧請した。さらに、北小路の天神社を居城鬼門除けの神社とし、南小路に天満宮を創建したという。
佐賀市地域文化財データベースサイト「さがの歴史・文化お宝帳」より

末社群。

大乗妙典の石塔。
佐賀平野を車で走るのはホントに爽快です♪
遠くまで景色が見渡せるのが気持ちいいのかもしれませんが、なんだか車を運転していてもとてもゆっくりとした気持ちになれるんですよね。
神社付近の道路は狭いことが多いので、あんまりのんびりしすぎて脱輪しないようにしないとねw
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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