天満宮 佐賀県小城市小城町正徳町

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小城市の神社

こちらの天満宮はJR唐津線小城駅の北北東600mほど、佐賀県小城市三日月町との町境にある小城町正徳町の住宅が密集する町なかに鎮座されます。

自然石を積んだ石垣に囲われた境内は道路より一段高くなっており、境内入り口には一対の石灯籠と台輪鳥居が奉納され、境内の東側に入母屋造りの拝殿と流造の本殿が建立されています。

拝殿前で守護するのは一見して砥川型だと分かる躍動感ある岩乗り狛犬ですが、石が脆かったのか明治十二年生まれなのに阿形の方は顔と上顎の部分が欠損しているのが残念です。また、境内南側に生えている御神木のクスノキの横には恵比須様が祭られています。

地図を眺めていると、こちらの正徳町の天満宮のほか甘木の天満宮に久米の満宮と、三つの天満宮が半径500mほどの場所に鎮座されており、あらためて天満宮の多さに驚かされます。

社頭。境内入口には台輪鳥居が立っております。

鳥居に掛かるのは「天満宮」の神額。

瓦葺き入母屋造りの拝殿。

そして、典型的な砥川型の岩狛さんです。

明治十二年生まれの岩狛さんでしたが、素晴らしい造形に仕上がっているのに石が脆かったのか、阿形の顔と上顎の部分が無くなってしまっているのが残念です。

三日月町甘木にある「甘木天満宮」と、同町久米の「天満宮」の狛犬がどれもよく似ているので、おそらく同じ石工さんによって造られたものではないかと思われます。

拝殿の中の様子。

銅板葺き流造の本殿。

恵比須様。

石祠。

Googleマップで見てみると、こちらの正徳町の天満宮と甘木天満宮、久米の天満宮は半径500mほどのところに鎮座されていました。

あらためて天満宮の多さに驚かされますが、ほとんどお隣さんという近くの集落なので、奉納されている狛犬が同じ石工さんの手によるものだったとしても不思議ではありませんよね。

それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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