こちらの山王宮は、JR唐津線小城駅の東方およそ2kmほどの佐賀県小城市三日月町長神田の田園地帯の中に散在する集落の隅に鎮座されております。
とにかく佐賀県は水田が多く、ここ小城市長神田地区もそれは顕著で、水田が多いのでどこも景色が一緒に見えるので今どこを走っているのか分からなくなる時がありますw
近くには三日月運動公園があり、このあたりは何度も来たことがあるのですが道に迷ってうろうろしているときに偶然こちらの古社を見つけました。
境内は低い生垣で囲まれており、境内入口の鳥居の前には何者かの侵入を阻むかのように高さ30cmほどの板が立てられています。
鳥居をくぐり境内に入ると、拝殿前の石灯篭2基の前に一つずつ立砂が綺麗に盛られていました。
境内入口に立つ台輪鳥居。柱の転びが逆に狭くなっているように見えます。
鳥居に掛かるのは「山王宮」の神額。
瓦葺き入母屋造りの拝殿。瓦は最近葺き替えられたのでしょうか、屋根がとても美しかったです。
はい、毎度おなじみの拝殿前の狛犬さんは岩に牡丹があしらわれた岩狛さんでした。
岩に掛けた前脚に体重を預け、訪れる参拝者を威嚇するように構えています。
筋肉質の後ろ脚が美しい、とても躍動感のある岩狛さんでした。
昭和5年(1930年)1月生まれの岩狛さんでした。
幣殿と本殿。
稲荷社。
2匹の子ザルを抱えた神猿。
こちらには立砂が盛られていました。
これまでにも立砂が盛られていたところがあったのですが、どうやらお清めの盛塩と同じような役目を担っているようですね。
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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