淀姫神社を探していた時に偶然見つけた古社で、てっきり淀姫神社と思ってしまったのがこちらの山王神社です。
神社入口には明神鳥居が立っておりましたが、境内は工事中のようで社が影も形もありません。
どうやら建て替えているようで、基礎のコンクリートが打たれており足場も組まれていましたが、おそらく風化が進んでしまったので建て替えることになったのでしょうね。
仕方がないことかもしれませんが、後世に残して行けるものはできる限り残して行きたいものです。

祇園川が嘉瀬川に合流するところのすぐわきに位置し、そばには2015年に廃業した「千代雀酒造」があります。

神額には「山王神社」の文字が。

参道はコーンとバーで封鎖されており、基礎に敷かれていたと思われる大きな石が転がっていましたが、この景観を見たら何となく寂しさが漂ってきました。




ただ、この寒空の中で、狛犬さんはしっかりと神社をお守りしていました。なんともけなげですねw
後ろ足の筋肉が逞しく、顔もなかなかハンサムな岩狛さんです。

こちら、大正九年生まれの狛犬さんでした。(大正9年(1920年)申5月2日建立)

境内脇にあったのですが、ひょっとして肥前狛犬なのでしょうか。
残念ながらこの山王神社については案内もなく、その後自宅に帰って調べてみたんですが沿革等については分かりませんでした。
偶然巡り合った神社ですが、あらためて日本にはたくさんの神社があることを知る結果となりました。
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