牛尾神社 佐賀県小城市小城町池上

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小城市の神社

池上地区は、小城町といっても小城市の最も西の方にあり、多久市の東多久町に隣接しているのですが目印になるようなものがなく、なかなかわかりにくいところです。

一番わかりやすいのは、神社がある一帯は「牛尾梅林(うしのおばいりん)」という梅の花の名所なので、そこを目指していくと安全かと思います。

こちらの神社は今年の1月に参拝させていただいたのですが、なんと肝心な狛犬さんを撮り忘れていたためブログにアップするのを控えていましたが、今日は近くを通ることになったので狛犬さんだけを撮影しようということになりました。

参道。

そして、一の肥前鳥居。

気が遠くなりそうな急な階段が続いておりますw

今回は二度目の参拝なので、あらかじめ心の準備ができていたので余裕で登ります。

石段参道を上がっていると左側に鳥居が見えたので入ってみると、こちらは「金毘羅神宮」でした。

「金毘羅神宮」を階段途中から撮影しました。紅白の梅の花が咲き始めています。

さきほどから気になっていたのですが、なんだか上の神社境内の方がとても賑やかな感じです。

参道階段右側に鎮座する「中宮」(左)と石祠群。

境内前には二の肥前鳥居。

「若王子大権現」の神額が掛かる。

佐賀県重要文化財指定の石碑。

拝殿。この画像は今年1月に撮影した画像です。

新たに撮影した画像をアップしようと思っていたのですが、なんと今日2月26日は、「三里牛尾梅まつり」が開催されており、たくさんの人で大賑わいでした。

参道階段の途中で聞いた賑やかな声のワケはこれだったのですw

鎮座地 佐賀県小城市小城町池上4793

御祭神 天之葺根命

御由緒 当神社は延暦十五年九月九日大和国吉野の里良厳上人、桓武天皇の勅宣を賜い肥前国堡郡実万ヶ里(今に小城郡西郷という。)に下向ありて、山の頂上に若王子大権現を祭り、併せて一院を建て護国神宮寺福長寿院別当坊という、勅に依り日本四別当一に列す、(第一箱根山別当坊、第二熊野山別当坊、第三牛尾山別当坊、第四鞍馬山別当坊)之れなり。
 当山は専ら西海道鎮護の御祈願所として九国安寧の御祈願を掌れり、その後この僻遠の一霊場が如何に朝野の信仰を博し得たかは延久元年八月欽名天皇の御後胤に当たらせられる大覚僧正、花山院第三の宮覚実僧正の御師弟が遥々熊野から降らせ給ふたことや、保元二年花山院家忠公が一時中絶していた別当坊を再興せられて、琳海親王を別当坊の院主に任ぜられたことによって伺はれる。寿永二年夏源頼朝公が神田二十余町を当山へ寄進せられ同日その臣北条、北畠二氏が各々願文を奉つたことは東鏡(鎌倉幕府日誌)に明記してある。文冶元年源平合戦の砌参河守範頼九州に渡り参州豊前の敵を征し筑前の敵を伐つに当たり琳海親王は当山衆徒兵三千余騎を以つて、熊野山湛僧坊と諜合して豊前日田まで出陣す。平家一族を壇の浦にて殲滅した後天下泰平の御祈願の為に源義経の使者亀井六郎重清を遣はして義経自筆の願文並に義経、弁慶の腰旗、砂金五百両を当山に奉納ありたり。元亀年中鍋島直茂公、大友宗麟の大軍を川上村今山に於いて夜襲の時別当坊琳信一山の衆徒兵を引具して公の軍に加はり名誉の御勝利ありしを以て、勝茂公代より神領十六石三斗七升御改付ありたり。
 古来国主領主の崇敬極めて厚く、徳川時代に於いては旧佐賀藩主より華表並に社殿の造当修築等奉納のことはすべて藩費により支弁せられたり。
 明治維新に際し神仏習合分離と共に若王子大権現を牛尾神社と改称す。
 明治六年村社に列し、昭和十六年郷社に昇格し現在に至る。

境内由緒書きより

境内は人ばかりなので、しかたなく先月に撮影した画像を使わせていただきます。紛らわしいですがご容赦ください。

二の鳥居をくぐり、参道階段を上ったところで迎えてくれたのがこちらの岩狛さんでした。

平べったい顔が特徴的で、寝そべったような体形でなんだか穏やかな感じがします。

拝殿。

拝殿前に鯱?

社殿。唐破風入母屋造りの拝殿と、流造銅板葺きの本殿からなってます。

境内手水舎に掛かっていた重要文化財指定の案内板。

飛梅。

これは太宰府天満宮の(飛梅)を分けてもらったものなんだそうです。今日は綺麗に咲いていたのですが、人が多かったので撮影は断念しましたw

梛(なぎ)の木 縁結びの木。

鎌倉の尼将軍、北条政子が若き日に、伊豆へ流されていた源頼朝と、この椥の木の下で愛を誓って結ばれたという謂われ因んで、縁結びの神木とされています。

境内案内板より

ちぐはぐな画像をアップすることになりましたが、賑やかな「三里牛尾梅まつり」と遭遇することができてラッキーでした。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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