こちらの大寺天満宮はJR唐津線小城駅の南東およそ2.3kmの距離、佐賀県小城市三日月町長神田大寺地区の集落中央付近に鎮座されます。
国道203号線の「大寺橋」交差点の西、国道沿いにある小城市役所の向かい側の福祉保健センター「ゆめりあ」の西側に位置しています。
参道であったであろう場所には民家が立ち並び、路地横からすぐに境内が広がり、それと並行するように石灯篭と鳥居が奉納され、次に御神馬一体と石灯篭が三対、そして砥川型の岩乗り狛犬が守護する唐破風付きの入母屋造りの拝殿と流造の本殿が建立されています。
境内と道路の段差もなく、また周囲を建物で囲まれてはいるものの明るく開放的なお社です。御祭神は菅原道真公と思われますが、案内がなく由緒沿革等については不明です。
社頭。
境内入口に建立されている常夜灯と台輪鳥居。
鳥居には「天満宮」の神額が掛かります。
左の柱に「大正六年霜月吉辰日」の刻銘が入ります。
唐破風付きの入母屋造りの拝殿。
台座には「大正十二癸亥年十一月吉日」の刻銘が入ります。
拝殿の中の様子。
拝殿内に掛けられている寄附者芳名額を見ると、平成5年に社殿の改修工事が行われたようです。
流造の本殿。
境内南側に祭祀されている稲荷大明神の石祠。
境内遠景。
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