藤ノ木天満宮 佐賀県佐賀市兵庫町大字藤木字飛松

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佐賀市の神社

こちらの藤ノ木天満宮はJR長崎本線佐賀駅の北東およそ1.3kmの距離、佐賀県佐賀市兵庫町大字藤木字飛松地区に鎮座されます。

国道34号環状北通り線、大型ショッピングセンターの西側の「土井」交差点から南に600mほど、「夢先西」交差点の東の角の街なかに位置しています。

鎮守の森に囲まれた一角の入り口には享和三年造立の肥前鳥居が立ち、北へ伸びる石畳の参道の先に、明治生まれの砥川型岩乗り狛犬が守護する入母屋造りの拝殿と流造の本殿が建立されています。

創建は不明ですが、永禄六年に龍造寺隆信公が再建し、九州探題の大友宗麟との戦いの前に勝利祈願したあと見事にその戦に勝利したことで、石祠が建立され代々の藩主から厚い崇敬を受けていたようです。

社号については、案内板では「藤木天満神社」、佐賀県神社誌要にも「天満神社」との記載がありますが、一般的に呼称されている藤ノ木天満宮で紹介させていただきました。御祭神は菅原道真外五柱です。

社頭。

参道入口には肥前鳥居が奉納されています。

鳥居には「天満宮」の神額が掛かります。

柱には「享和三年癸亥十二月吉日 氏子中」の刻銘が入ります。

じつはこちらは二の鳥居で、一の鳥居はここより南に60mのところに建立されています。

参道右側には子どもたちの遊具が設置されています。

境内入口。

境内入口に架かる神橋。

境内に入ったところにある手水舎。

境内の案内板には「藤木天満神社」と記されています。

藤木天満神社 大字藤木字飛松鎮座 兵庫北五丁目一番四十号
祭神 菅原道真を祭る、文武両道の神、五穀豊穣の神として祀られてきた。
由緒 創建年代は不明であるが、太鼓橋には寛文三年(一、六六三)と記してあり、鳥居には享和三年(一、八〇三)癸亥と記してある。ー後略ー

村社 天満神社 佐賀郡兵庫村藤木
祭神 菅原道真 大綿津見命 多岐津姫命 大山祇命 天香具山神 天御中主神
永禄六年龍造寺隆信心願により社殿を再建す、隆信大友宗麟を北山に夜襲するに當り、當社に祈願し勝利を得しにより奉賽として石祠を現今の社地に建立せり。後堂宇を建て爾後代々の藩主より修繕祭典等の諸費を献せられたり。明治四年十月村社に列せらる。無各社合祀により大綿津見命外四柱の祭神を追加す。

“佐賀県神社誌要”より抜粋

唐破風向拝付きの入母屋造りの拝殿。

「明治元年十一月吉日」造立の砥川型岩乗り狛犬。

やんちゃなちびっ子ギャングみたいですW

向拝下の様子。

拝殿の中の様子。

拝殿から続く幣殿と流造の本殿。

社殿裏側に祭祀されている石造物群。

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