こちらの天満神社はJR長崎本線牛津駅の南東およそ800mの距離、佐賀県小城市牛津町牛津天満町地区の街なかに鎮座されます。
県道43号牛津芦刈線の「天満町」交差点の南500m、立ち並ぶ住宅の間の路地の奥に石灯篭と一の鳥居が建立されており、180mはあろうかと思われる参道が西へ向かって一直線に伸びています。
参道途中の平成13年に再建された二の鳥居をくぐり、クリークに架かる神橋を渡り神門を抜けた先の境内に入ると、広めの敷地の中に唐破風付きの拝殿と流造の本殿が建立されており、それを文久四年の刻銘が入る“かまえ”の砥川型狛犬が守護しています。
境内の左右に祭祀されている幾つもの石仏が神仏習合の名残を感じさせてくれます。祭神は菅原道真公かと思われますが、由緒沿革については案内板等がなく不明です。
参道入口は住宅地の間にあります。この辺りは何度も通ったことがあるのですが、通りからは鳥居が確認できないためずっと見逃していましたw
一の台輪鳥居。
「天満宮」の神額。
右の柱に「明治十二年」の刻銘が入ります。
田圃を割って伸びる参道の途中に立つ二の明神鳥居。
柱には、先代の鳥居が倒壊したため平成13年4月に再建されたとの刻銘があります。
注連柱。
社頭。
クリーク(農業用水路)に架けられた神橋。
神門。
手水舎。
唐破風付き入母屋造りの拝殿。
拝殿前に奉納されているのは阿吽ともに“かまえ”の砥川型の狛犬。
台座には「文久四年歳在 甲子正月吉日」の刻銘が入ります。
向拝下の様子。
拝殿の中の様子。「天満神社」の社号額が掛かります。
流造の本殿。
末社。
境内北側に祭祀されている弁財天、大黒天ほかの石仏群。
御神木のタブノキと石仏。
大黒天。
境内南側の神仏習合の名残が残る石仏群。
千手観世音の石塔。
石祠。
「元延享三年丙卯天崇祠 明治十一戊寅再建」の刻銘が入ります。
石祠。
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