藤原神社 佐賀県唐津市厳木町星領

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唐津市の神社

こちらの藤原神社はJR唐津線「厳木駅」の北北東およそ10kmの距離、佐賀県唐津市厳木町星領地区に鎮座されます。

国道203号線の牧瀬IC入口交差点を北、厳木小学校前交差点から県道276号七山厳木線を道なりに山あいの道路を北上、「環境芸術の森」から「平之神社」を通り「鳥越稲荷神社」、さらに「綿津海社」の前を進んだ先の星領地区の入り口に位置します。

境内へは道路の右手の方から下り坂を降りる形になり、二本の杉の木の間に伸びている1mほどの参道を通り、椿山溜池を源流とする小川に架かる神橋を渡った先の境内に鳥居が1基、石垣が積まれ一段高くなった場所に切妻屋根の小ぶりの社殿が建立されています。

参道入口。境内は道路よりも3mほど低い場所にあるので参道を降りていかなければならない。

参道脇に手すりが設けられ、コンクリートで舗装はしてあるもののいつもの神社めぐりとは違った雰囲気が漂います。

上流の椿山溜池から流れて来る小川に架かるコンクリート製の神橋。

参道に立つ鳥居。

「藤原神社」の神額が掛かります。

増水に備えてなのでしょうか、社殿は石垣が組まれ一段高くなった上の境内に建立され、石段参道の前に石灯篭が奉納されています。

手水鉢。

切妻屋根の拝殿。

拝殿の中の様子。

本殿。木鼻には獅子と象の彫刻が施されています。

本殿覆屋。

 この藤原神社は藤原鎌足を祀った神社で、古くから星領や片原の人々による信仰の場として大切にされてきました。神社境内の社叢林は、シイ・カシなど、数種の樹木が群をなして育成する常緑照葉樹林です。このあたりは天山山地の地形と玄界灘から吹き込む季節風の影響で比較的寒冷で、標高600mにもかかわらず、標高800m~900mに分布するアカガシやナツツバキが見られます。また、毎年9月15日には現在でも星領浮立が奉納されています。頭に三日月状のテンツキを被って舞う天衝舞役をはじめ、大太鼓、鉦、むらし、笛、鬼等で構成されます。道行の時に先導する傘鉾には文化三年の銘があり、遅くともこの頃から伝承されているようです。

御神木のカシの木は佐賀の銘木100選に、また神社一帯は「藤原神社社叢林」として町指定文化財(平成2年3月12日)に指定されているそうです。

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