田島神社 佐賀県唐津市北波多岸山

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唐津市の神社

こちらの田島神社は、JR唐津線本牟田部駅の西方およそ3kmほどの距離、佐賀県唐津市北波多岸山の町はずれに里山を背にして鎮座されております。

国道203号線からは唐津市山本の山本跨線橋交差点を西に約2km、国道202号線からは唐津市北波多徳須恵上交差点を東に約2kmほどの県道52号山本波多津線沿いに位置します。

決して長くない参道に3基の鳥居が立っておりますが、じつは一の鳥居の後ろにも鳥居の台石が残っているのでそこにも鳥居が立っていたと思われます。

三つの鳥居にはそれぞれ三つの社名の神額が掛かっておりますので、明治時代の神社合祀によって近くの神社がまとめられた名残なのかもしれません。

社頭。

決して長くはない参道に3基の鳥居が立っています。

一の鳥居は明神鳥居。

鳥居に掛かるのは「山神社」の神額。

二の鳥居。

二の鳥居に掛かる神額。あまりに達筆すぎて何と書いてあるのか分かりませんw

「鉾嶽神社」と読むのでしょうか、おそらく神社合祀で集められた末社の鳥居かと思われます。

「奉再建神門一基」「安政五年戊午正月吉日」の刻銘が入る柱。安政5年(1858年)建立の鳥居です。

足元を見ると、二の鳥居の前に鳥居の台石が残っています。

ということは、じつは以前はここに本当の二の鳥居が立っていたものと思われます。

境内前の石段参道。

境内前に立つ三の鳥居は文政11年(1828年)3月建立です。

鳥居には「田島宮」の神額が掛かる。

瓦葺き入母屋造りの拝殿。

向拝下にも「田島宮」の神額が掛かります。

拝殿の中の様子。

社殿を横から見た様子。

境内右奥にある石祠。

左から大土御祖神おおつちみおやのかみ、大山祇命、一つおいて天照皇大神てんしょうこうたいしんの石祠。

神社遠景。

こちらの田島神社さんは、とても綺麗に管理されていた古社でした。

この岸山地区は明治時代に開坑した岸山炭鉱があったところで、石炭を積み出すための貨物列車の線路の跡が30年ほど前まで県道わきに残っていたのを覚えています。

今では綺麗に歩道に整備されており炭鉱の遺構は何も残されていませんが、おそらく地域の住民の皆さんの拠り所になっていたのでしょうね。

それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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