こちらの護国神社はJR長崎本線佐賀駅の南南西およそ1.5kmほどの距離、佐賀県佐賀市川原町の街中に鎮座されます。
佐賀県庁前を走る国道264号線の辻の堂交差点を北に250mほど、護国神社前交差点を過ぎた多布施川沿いに位置し、拝殿正面にあたる境内入口には神明鳥居が立ち、多布施川に架けられた神橋の先の川沿いには石垣と玉垣が巡らされております。
広々とした境内には豪華な切妻造り屋根違いの拝殿と流造の本殿が建立され、招魂社系の狛犬がそれらを守護しています。
境内入口に立つ神明鳥居。右側には「佐賀縣護國神社」の社号標が建っております。
神社北側には大きな石造眼鏡橋が架かっております。老朽化のためなのかロープが張られており渡ることはできないようです。
石造眼鏡橋の先の境内入口には神額がない台輪鳥居が立っています。
銅板葺き切妻造りの拝殿。
拝殿の中の様子。
透かし塀に囲まれた銅板葺き流造の本殿。
境内の案内板。
手水舎。
宝物庫。
境内の様子。
境内南側入口に立つ鳥居。
南側の手水舎。
旧佐賀藩主鍋島直大公が、国家のため身をささげた藩士の忠節に報いようと明治元年に建てたもので、明治8年に「官祭招魂社」となったとのことですが、当時このような招魂社は東京、秋田、京都、佐賀の4か所しかなかったそうです。
昭和14年に招魂社の制度改正があり、内務大臣指定の佐賀縣護國神社に改称。第二次世界大戦後、昭和22年からは肥前神社と称していましたが、日本の主権が回復された昭和27年にまた佐賀縣護國神社にもどされたそうです。
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