こちらの大神宮はJR唐津線東多久駅の南南西およそ2kmほどの距離、佐賀県多久市南多久町大字下多久牟田辺地区の集落の中ほどに鎮座されます。
国道203号線の東多久駅前交差点を南下し、県道35号多久江北線羽佐間交差点を右折して西に約1.5kmほどのところから左折した先、南に60mほどの場所にある牟田部公民館の西に位置します。
鳥居の先の一段高くなった場所に拝殿はなく、御神木を背にして石造りの本殿だけが建っております。
社頭。
本殿前に建つ台輪鳥居。
鳥居に掛かるのは「大神宮」の神額。
明治35年10月建立の鳥居。
石垣が組まれ一段高くなったところに御神木を背にいくつもの石祠が祀られています。
石造りの本殿。
末社の宮地嶽三柱大神。祭神は神功皇后・勝村大神・勝頼大神の三神。石祠の扉には「明治十六年 中秋」の銘が入ります。
本殿の裏、両側に纏められた石祠群。
こちらの大神宮に立派な社殿というものはありませんでしたが、御神木を中心にしてこじんまりと纏められてしっかりお祀りされていることに、なんとなく嬉しさを感じました。
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