こちらの土生天満宮は、JR唐津線小城駅の南南東およそ600mの距離、佐賀県小城市三日月町久米土生地区の集落の入り口付近に鎮座されます。
県道42号小城牛津線沿い、小城駅の前を通り200mほどのところにある踏切を渡り、400mほど牛津町方面に南下した道路左側に位置します。
境内入口に鳥居が建立されており、境内北側に一対の石灯篭が奉納され、その奥に向拝付きの入母屋造りの拝殿と切妻造りの本殿覆屋が建立されております。
御祭神は菅原道真公と思われますが、案内がなく由緒沿革等については不明です。
牛津からの帰り道、土生遺跡公園から北に少し行ったところにやって来ると、ぴょこんと頭を出した巨木が目に付きました。
「ひょっとしたら」と思ってスピードを落とし、注意して見てみると案の定鳥居が立っているではありませんか!
この道はこれまでにも何度も通っているのに神社があることには気が付ませんでした。やっぱり神社に気持ちが向いていないとそこには目が行かないもんなんですねw
駐車場が見当たらなかったので、ちょっとだけ境内脇に車を停めさせていただき参拝させていただきました。
境内に立つ台輪鳥居。
鳥居には「天満宮」の神額が掛かっています。裏に回ると鳥居を太い番線で固定されているのがわかりますね。
どこの神社でも言えることですが、風化によって次第に鳥居の劣化が進んでいるようです。
瓦葺き入母屋造りの拝殿。
やっぱり天満宮ですね、梅紋が掲げられていましたw
仏堂には生き生きとしたきれいな生花が供えられています。
こちらの石祠の前にも生花が供えられています。
ご神木。
ご神木の横のこちら石塔には造花が供えてありました。
題目塔。
末社の「厳島神社」。
石祠。
小ぢんまりとした感じの天神様でしたが、地域の氏子さんたちがしっかり管理されているようで境内がとてもきれいでした。
私たちが撮影していた時に、地元の方が乗ったと思われる軽トラックが2台通りましたが、どちらのドライバーさんもしっかりと私たちに監視の目を向けられていました。
何者がいるのだろうかと、きっと心配しておられたのでしょうねw
ふらりと立ち寄らせていただいた神社でしたが、何だか記憶に残る神社のひとつになりました。
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