こちらの肥前狛犬とは、多久市の山間の集落の町外れに鎮座される古社を訪ねたときに巡り合いました。
多久市の資料によると、現在42の神社が現存していることが確認されていたので、それらを全部制覇しようと暇を見つけては探し回っております。
この古社も、各所訪ね歩いてようやく探し当てた神社だったのですが、思いもかけず肥前狛犬と巡り合いとてもテンションが上がりましたw
この一対の肥前ちゃんたちは、苔が張り付く本殿の両脇でしっかりと正面を向き、そこに訪れる参拝者を監視するような形で御神体を守護していました。
拝殿から本殿までは何の障害もなく立ち入ることができるので、肥前ちゃんたちを撮影することは容易でしたが、彼らを動かすことなく撮影できる範囲のみで撮らせていただきました。
やっぱり心配なのは、心無い人たちが持ち去ったりしないだろうかということですよね。
神社名は伏せているのですが、42の神社の中から探し出すことはそう難しいことではないので、いずれ特定されてしまうかもしれませんが、願わくばそういう人の目に届かずにおいて欲しいものです

本殿。
賽銭箱が本殿の前に置かれているので、参拝者はここまでは制限なく入って来ることができるということです。
阿吽とも大きな鼻かぶらが特徴的で、阿形には頭頂部に角があり何となくあの昭和のヒーローのウルトラマンを彷彿とさせますw
四肢が彫り込まれてはいないものの、前肢については足先の部分はしっかりと彫られており、肥前狛犬の中でも後期に作成されたものではないかなと勝手に推測してますw
やはり建屋内に安置されている肥前ちゃんは、風化も進んでおらず苔も付いてないのでとても綺麗ですよね!
ぜひこのままの状態をずっと保っていっていただきたいものです。
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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