樋口神社 佐賀県武雄市北方町大字大崎東宮裾

こちらの樋口神社はJR佐世保線高橋駅の北方およそ2kmほどの距離、佐賀県武雄市北方町大字大崎東宮裾の南北に伸びる里山の西側の小丘に鎮座されます。

国道34号線の北方工業団地入口交差点を北へ、国道498号線をおよそ700mほどのところにある変則的な三差路を右に200mほど行ったところにある東宮裾公民館の北に位置します。

社頭。

参道入口の一の台輪鳥居。右の柱には明治41年12月建立の刻銘が、左の柱には「北方炭鉱主古賀善兵衛」と刻銘されています。

古賀善兵衛さんといえば、天下の三菱があまりの困難さに断念した長崎県の松島炭鉱を買い取り、婿養子の古賀春一氏に任せて見事に採掘に成功させたという人です。

鳥居には「樋口宮」の神額が掛かります。

石段参道。

境内入口に立つ二の明神鳥居。

こちらには「樋口神社」の神額が掛かります。

当時を偲ばせる手水鉢。

唐破風付き入母屋造りの拝殿。

そして拝殿前の狛犬さん。

蹲踞の狛犬さんですが、垂れ耳で顎のあたりを見ているとマスティフ犬みたいな感じですｗ

御祭神　橘諸兄 天照皇大御神 保食神 三女神 ( 市杵島姫神 多岐理姫神 多岐津姫神 )
　　　　大地主神 少彦名神 樋口命 武内宿禰 菅原道眞公 藤原時平

拝殿案内板より

拝殿の中の様子。

銅板葺き流造の本殿。

境内脇の石塔。

御神木のイチイガシ。

ちなみに、こちらの樋口神社さんは熊野神社さんが社務所を兼務しておられるとのことです。

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