こちらの八の坪天神はJR長崎本線久保田駅の南東およそ3.2kmほどの距離、佐賀県佐賀市久保田町大字新田地区の東に鎮座されます。
国道207号線、嘉瀬川に架かる「嘉瀬橋」の東側の信号機から川沿いの道路を南下、600mほどの場所にある嘉瀬橋に架かる「久保田みどり橋」を渡り、およそ1kmほど行った周囲を田圃に囲まれた嘉瀬川沿いに位置しております。
田圃に挟まれて南に向かって伸びる参道には砂利が敷かれ、80mほど先に鎮守の森に囲まれた境内の中に社殿があるのが分かります。
参道を進み境内に入ると左手に本殿があり、その先に拝殿があります。拝殿は南に向いているので、参道は神殿裏側に続いていました。おそらく本来は拝殿の正面に参道があったのでしょうが、圃場整備で無くなってしまったものだろうと思われます。
社頭。
境内入口に立つ寛政10年(1798年)建立の台輪鳥居。鳥居には補修された跡が残ります。
鳥居には「天満宮」の神額が掛かります。
鳥居の左側に祀られている末社。
参道から境内に入った境内の様子。
旭森正一位稲荷大明神。
入母屋造りの拝殿。開放的な拝殿の周囲には鳥獣除けのネットが張り巡らされています。
拝殿前の岩狛さん。通常狛犬の顔は参拝者の方を向いているのですが、この子たちはお互いに向き合っています。
砥川型だと思われますが、「慶応三年丁卯十二月」の刻銘が入ります。
拝殿の中の様子。
本殿。本殿前には「安政六年己未二月吉日」の刻銘が入る一対の石灯篭が建立されております。
瓦葺き流造の本殿。
この地区に住まれている人の言い伝えによると、社殿は釘を1本も使用せずに組み立てられているというので驚きです。
手水鉢。嘉永5年(1852年)2月吉日奉納の刻銘が入ります。
大日如来ほか。
祭神は菅原道真で、水害が起きないようにと祈りが込められているそうです。
水の神様といえば普通、市杵島姫命や弁財天だと思われますが、道真公が亡くなったあと洪水、長雨、干ばつ、伝染病など変異が続いたのを鎮めるために祀られたことに起因するといいます。
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