国道263号バイパスを北に向かって走っていると右手にイオンモール佐賀大和があり、右折してそのイオンモール佐賀大和の横を通り抜けて国道263号線に出たところの交差点脇、佐賀県佐賀市大和町尼寺福田の街なかに鎮座されております。
これまで参拝させていただいた古社の中にも、社殿や鳥居の老朽化や倒壊で一部が補修されたり、社殿がリフォーム中だったりという神社がありましたが、この福田神社も鳥居と社殿の両方がリニューアルされておりました。
社頭。
参道、境内はきれいに清掃されています。
鳥居をくぐった先には石碑が建てられていました。
天満宮の由来
私たちの天満宮(甘南備社)は江戸末期の嘉永七年九月、福田村氏子中によって建立。学問の神様菅原道真公を祭祀し、天下泰平、国家安全、五穀豊穣を願い、氏子はもとより周辺住民から崇め親しまれて現在に引き継がれています。新築の経緯
境内由緒書きより
長い歳月における社殿の老朽化、鳥居の倒壊等で今後の維持管理が不可能となりました。再建の機運が高まり、平成二年に福田区有志の発起により天満宮建設委員会を設立。役員及び区民一丸となり、区民氏子の寄付、地域周辺の企業や篤志家から建立奉加の支援を得て、総工費壱千六百万円で新築建立されました。
平成十年八月吉日
地域の氏子さんたちの熱い心が神社の再建に繋がったようです。
鎮座地 佐賀県佐賀市大和町大字尼寺290
境内案内板より
祭 神 菅原道真
鳥 居 嘉永7年(1854)建立
この看板が建てられた時にはまだここに書かれている嘉永7年建立の鳥居があったようですね。残念ながらこの鳥居が倒壊したようです。
社殿。
高木八幡宮が兼務されているようです。
今回の福田天満宮は街なかにある氏神さんですが、氏子さんたちの熱心な信仰心と神社を守っていかなければという熱い思いが社殿の再建に繋がりました。
こういう神社が各地にたくさんあると思いますが、どうかこうした文化財を後世に残していってもらいたいものです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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