こちらの宮戸大明神はJR唐津線小城駅の北方およそ2.3kmの距離、佐賀県小城市小城町松尾地区に鎮座されます。
国道203号線「下町」交差点の北に600mの「中町」交差点から、西に400mのところにある「住吉」交差点を右折して街なかを北に800mほど行った左側の小丘の上に位置します。
40数段の石段を登た先には二本の石柱と現代風な狛犬が奉納されており、「宮戸大明神」の社号額が掛かる切妻造り平入の社殿が建立されています。
境内の左側には大小5基の石祠が祀られ、その前には前肢と胴の間が刳り抜かれた“はじめ狛犬”と思われる狛犬一対が安置されています。
社頭。
石段参道を上がると石造りの二本の円柱と現代型の狛犬が建立され、その奥に切妻造り平入の社殿が建立されています。
いわゆる“かまえ”の狛犬さんです。
向拝下の様子。「宮戸大明神」の社号額が掛かります。
社殿の中の様子。
社殿の左側、境内の南側に祀られている石祠群。石祠の前には一対のはじめ狛犬と石灯篭が造立されています。
肥前狛犬の特徴が残る作品ですが、前肢と胴の間が刳り抜かれているのでおそらく後期のものだと思われます。
石祠群。
境内の様子。
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