こちらの天満宮はJR唐津線小城駅の西方およそ1.8kmの距離、佐賀県小城市小城町栗原峰地区の集落の中ほどに鎮座されます。
国道203号線の「晴田橋」交差点から南下して晴田川沿いに進み、唐津線の踏切を渡り500mほどにある黒原公民館を右折した300m先、標高158mほどの峰山と呼ばれる里山の山裾に位置します。
南北に連なる集落と峰山の間を通る細い道沿いにあり、境内との境は綺麗に刈り揃えられた生け垣で仕切られており、境内入口から鍵型になった参道を進むと台輪鳥居と神馬が奉納され、さらにその奥に明治生まれの砥川型岩乗り狛犬が守護する入母屋造りの拝殿と流造の本殿が建立されています。
拝殿の正面には撤去が困難だったのでしょうか、御神木であったであろう巨木の根っ子の部分が朽ちたまま残されていました。境内には弁財天の石祠が2基建立されていますが、御祭神は言わずと知れた菅原道真公。これまでもこれからもずっと峰地区の氏神様としてお祀りされていかれることでしょう。
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神社遠景。
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境内入口。
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五段ほどの石段を上がると右側に参道が続き、その先に鳥居と社殿が確認できます。
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境内の中ほどに建立された台輪鳥居。
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鳥居には「天満宮」の神額が掛かります。
柱には多くの刻銘が入っていますが、建立年等を確認することができませんでした。
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神馬。
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開放的な造りの入母屋造りの拝殿。
倒れた跡が残る御神木。
明治生まれの岩乗り狛犬さん。砥川型の特徴がよく現れていますね。
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「明治四十二年九月吉日」の刻銘が入ります。
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拝殿の中の様子。
流造の本殿。
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稲荷社。
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辨財天。
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