こちらの天満宮はJR唐津線小城駅の東南東およそ2.8kmの距離、佐賀県小城市三日月町三ヶ島の町なかに鎮座されます。
国道203号線の大寺橋交差点を東に1.3km、県道212号川上牛津線の「三日月小学校東」の信号を右折したところにある三ヶ島公民館の左隣に位置し、境内には昭和生まれの砥川型岩乗り狛犬が守護する入母屋造りの拝殿と流造の本殿が建立されています。
当時の参道がどうであったかは分かりませんが、境内へは社殿の裏の方から田圃沿いに回るような形になっており、境内入口に立つ台輪鳥居をくぐるとコンクリートの参道の両側にきれいな白砂が敷かれています。
また、三ヶ島地区にはここより北に250mほどの所にも「天満宮」が鎮座しています。昔はもっと大きな集落があって、それぞれの氏子さんによってお祀りされていたのかもしれませんね。
御祭神は菅原道真公と思われますが、由緒沿革等については案内板がなく不明です。
神社遠景。神社の正面には参道はなく、右にぐるりと回った境内入口に鳥居が建立されています。
農繁期には活躍するであろう参道は、コンクリートできれいに整備されています。
境内入口に奉納された台輪鳥居。
「天満宮」の神額が掛かります。
右の柱に「明治二十四年九月吉辰」の刻銘が入ります。
瓦葺き入母屋造りの拝殿。社殿の前には円錐形に立砂が盛られています。
昭和3年12月生まれの狛犬さんは、紛うことなく砥川型の岩乗り狛犬さんです。
拝殿の中の様子。拝殿幕の上に奉納絵馬が掛けられています。
幣殿の両側に祭祀されている石祠。
本殿正面。
流造の本殿。
祭神は管原道真公と思われますが、案内板がないので由緒沿革等については不明です。
しかしながら、地域の氏神様としてしっかりお祀りされてきた様子がうかがい知れる、とても素敵なお社でした。
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