さて、こちらも私の母校である佐賀県立小城高等学校のすぐ近くにある、というか、公園の中に小城校があるといってもいいかもしれませんが、小城公園内にある小城市小城町本町にある「烏森稲荷神社」へ行ってまいりました。
この神社は先日参拝させていただいた岡山神社の境内末社で、小城公園の「桜丘」と呼ばれる小高い丘の頂上に鎮座されています。
もちろん、高校生の時にこの神社の存在に気づいていたのかと問われると、声高に「イエス」とは言えませんが神社があったことはなんとなく覚えていますw
さて、また青春時代の思い出を辿りながら参拝させていただくことにしましょう。

参道入口の一の稲荷鳥居。参道右には神池がありました。
正直に申し上げて、この神池の存在は私の脳裏には全くありません(;^_^A
高校時代、私はいったい何をしていたのでしょうかw
稲荷鳥居の横に立つ桜岡公園の案内と石碑。

神橋。参道の右側には神池があります。

公園内に立つ二の鳥居。
「正一位稲荷神社」の神額と由緒書き。
小城公園の岡山の頂上にある。
由緒書きより
元禄12年(1699)9月、三代藩主鍋島元武によって創建された。江戸屋敷内に奉祀されていた「烏森稲荷」を遷宮し、宮島武蔵によって勧請されたものという。

境内へと続く石段参道。


石段参道途中に立つ三の鳥居。この鳥居も公園の遊歩道にあります。

石段参道を登り境内に近づくにつれて現れたのが、おびただしいほどの朱色に塗られた稲荷鳥居だ。
それが境内入口から社殿前まで一直線に続いている。


ちょっと待て!こんなのは私が高校生のころは無かったはずだ!
いくら私が鈍感でも、こんな稲荷鳥居が並んでいたなら嫌でも気が付くはずですもんw

あらら、よく見ると立ち並ぶ稲荷鳥居の中に石造りの四の鳥居があるではないですか!

「正一位社」の神額が掛けられています。

藤棚の休憩所。
そして拝殿前には狛犬さんがお待ちかねです。






平川伊三という石工によって制作された狛犬さん。岩狛さんだと思うのですが、阿形も吽形も前足だけを岩に掛けていて、これまで見てきた岩狛さんとはちょっと雰囲気が違います。
昭和7年生まれのの狛犬さんは、筋肉質で引き締まった体型には大きすぎる顔と、横に開いた耳やその風貌も独特の雰囲気を持っています。


神馬。
さらにその向こう側には可愛い狛犬さんがいました♪










なんとユーモラスな狛犬さんでしょうw
はて、これは肥前狛犬なのでしょうか?
肥前狛犬にしては顔の表情もしっかりとしていますし、背中などの体型を見るとかなり狛犬さんに近づいているように見えます。
それとも、これが「はじめ」と呼ばれている狛犬なのでしょうか?駆け出しの私にはよくわかりませんでしたw

こちらが拝殿。

そして本殿。




末社に石仏群。

「稲荷神社」。


御神木。樹齢は推定400年の巨木です。


御神木。
朱塗りの稲荷鳥居の行列を見たときには、思わずどこか別の場所にタイムスリップしてしまったような気になりましたw
青春時代の一こまを彩ってくれた小城公園。
まったく変わっていないようでも、やっぱりどんどん変わって行っているんですね。
さあ、次に小城公園に行くときはやっぱり桜の季節だよねw
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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