こちらの肥前狛犬は、佐賀県小城市のとある神社を参拝させていただいたときに巡り合ったもので、本殿の中に安置されていました。
これまで参拝させていただいた神社では、本殿の中に肥前狛犬が安置されているときは必ず南京錠が掛けられているのですが、私が窺ったときには掛け金に南京錠が掛かっていなかったので拝見することができたのです。
さすが、肥前石工の里ですね。小城市は本当に肥前狛犬の数が多いですw
本殿の中は残念ながらお世辞でも綺麗とは言えませんでしたが、しっかりと保全を続けておられることには感服いたします。
さて、こちらの肥前狛犬ちゃん。阿形はウルトラマンの顔を彷彿とさせますし、吽形はまるでクマムシかカブトムシの幼虫のようですw
阿吽の一対で安置されていましたが、阿形と吽形では造りが違うように思えます。どうもそれぞれ作風が違うように感じるのですが気のせいでしょうか…
それはそれとして、こちらの肥前狛犬ちゃんも建屋内に安置されていたので状態は良かったのですが、とくに阿形の方が顔の表情もしっかりと彫られています。
ただ…、やっぱりあらためて阿吽の両方を見ながら書いていると、これは対ではないのかなと思いました。
でも、阿形と吽形を別の石工さんが造っていることはよくあることなので、それだけで対ではないとは一概には言えませんよね。
たまたま南京錠が掛け忘れられていたのか分かりませんが、今回は本当にラッキーでした。
さあ、また新しい出会いを求めて走り回るとしましょう!
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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