こちらの厳島神社はJR長崎本線牛津駅の南およそ5.3kmの距離、佐賀県小城市芦刈町永田弁財地区の集落の西の外れに鎮座されます。
牛津駅東側の県道43号牛津芦刈線を南下すると、4km先の「三王崎北」交差点からは国道444号線に変わり、さらに1.8kmほど行った右側の道路沿いの牛津川よりに位置しています。
参道入口は民家の左側にあり、細い参道の先のクリークに架かる石造りの神橋を渡り「厳島社」の神額が掛かる鳥居をくぐると、開放的な入母屋造りの拝殿と流造の本殿が建立されています。
拝殿前には恐竜を彷彿とさせる砥川型岩乗り狛犬が奉納され、境内には多くの石祠に題目塔や仏像などが祭祀された、神仏習合の名残が色濃く残る古社です。御祭神は市杵島姫命と思われますが、案内がなく由緒沿革等については不明です。
まだ雪が残る中、佐賀県は小城市芦刈町へ凝りもせずに神社巡りへとやってまいりました。
芦刈町を走っていて思ったのですが、田んぼの中にちょっともっこりとした感じの茂みを見てみると神社があります。この地はじつに神社が多いように感じます。
さて、国道444号線を大村市方面に向かって走っていて右手に見つけた神社がこちら、小城市芦刈町永田弁財地区に鎮座されます厳島神社です。
小さめですが、風格のある鳥居には「厳島社」の神額が掛かります。
クリークに架かる単径間桁橋の石造りの神橋。
社殿前の狛犬さんを見てびっくり!!
なんとハンサムというか、ワイルドというか、これまでにも「内砥川八幡神社」などに恐竜型の狛犬さんはいたけど、こちらのはホントに勇壮で猛々しいまるでライオンのような狛犬さんです。
まさに、これが恐竜型の狛犬さんですよね。砥川石工さんの作品だと思うのですが、残念ながら石工さんの名前はわかりませんでした。
チョーワイルドの狛犬さん、台座には「慶應二寅年 三月吉日」の刻銘が入ります。
神牛。
社殿。
拝殿。
拝殿の中の様子。
本殿。
末社。
末社と仏像。
末社。
仏像と石碑。
地域の氏神様を参拝させていただいて毎回思うのですが、しっかりと後世に残していこうと大事にしておられるのがひしひしと伝わってきます。
中には倒壊してしまった鳥居や社殿もありますが、それを復活させる氏子さんたちがいらっしゃることも事実です。
そういうシーンに巡り合うたびに、私の体の中の何かが熱くなる今日この頃です。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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