国道34号線「三養基高校入口」交差点を南、佐賀県道280号中津隈原古賀線を2キロほど行ったところに鎮座されております。
閑静な住宅地の一角に佇む、飛鳥時代の由来を持つみやき町内最古の神社と言われている物部氏(もののべうじ)ゆかりの古社です。
物部氏とは、氏姓時代(~7世紀)に大伴氏とともに大和朝廷の軍事と刑獄を司った古代の中央豪族で、5世紀頃から国政に関与して勢力を誇った有力氏族です。
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社頭。
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台輪鳥居。
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「物部宮」の神額が掛かる。
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境内の様子。
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鎮座地 佐賀県三養基郡みやき町中津隈2725−1
御祭神 経津主神(ふつぬしのかみ)
日本の神社・寺院検索サイト「八百万の神」より
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手水鉢。
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瓦葺き入母屋造りの拝殿。
そして、塩田型の岩狛さんです。
蹲踞(そんきょ=お座り)の姿勢が一般的だったなか、狛犬の前方に置いた岩に両前肢を掛けて半ば立ち上がった姿勢の狛犬が砥川石工の定番だったと言われています。
その砥川で修業を積んだ塩田石工の創始者、筒井惣右衛門さんが塩田に戻って多くの弟子を養成して塩田型の狛犬が確立したわけですが、塩田型は砥川型の基本形を継承しながら細部に精細な彫刻が施されています。
特徴的なのは、前方に置いた岩に牡丹の花と葉を配しているのが定番で、いわば「唐獅子牡丹」が塩田型だと言ってもいいのかもしれませんね。
また塩田型の狛犬さんの鬣や尾の毛筋は、規則的できれいな平行線を保って長く伸びているのも特徴的です。
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天保9年(1838年)7月生まれの岩狛さんでした。
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向拝下の彫刻。「丸に三つ笠松」の紋が彫られています。
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拝殿の中の様子。
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銅板葺き流造の本殿。
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先代さんなのでしょうか?阿形が一体だけ安置されていますが、こちらも塩田型の岩狛さんです。
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こちらにも頭部が欠落してしまった狛犬さんが…
御神木。
みやき町最古の神社ということなのですが、調べてみてもとにかく情報が少ない神社でした。
もっと詳しいことがわかったら、その都度更新していきたいと思います。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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