こちらの熊野神社は、JR唐津線唐津駅の西南西およそ11kmの距離、佐賀県唐津市肥前町万賀里川地区に鎮座されます。
佐賀県北西部、玄界灘に突き出た東松浦半島の標高200mほどにある高地は上場地区と呼ばれ、その南側を通る国道204号線沿いにある、唐津市立切木小学校の西方およそ400mの場所、万賀里川の集落の西の外れに位置します。
万賀里川地区は山間部の開けたところにあり、長く続く直線道路からやがて上り坂になる道路左側に2基の鳥居が間隔を開けずに立っており、石段参道を登った先にある小山の上に四対の石灯篭と唐破風付き入母屋造りの小さな社殿が建立されています。
驚かされたのは、境内には芝生が張られているかのような丈の短い草がびっしりと生えており、まるで絨毯の上を歩くようにふっかふかだったこと。御祭神は速玉男命、伊弉冉命、事解男命であろうと思われますが由緒沿革等については案内がなく不明です。
唐津市方面からくると、上り坂になりかけた道路の左手に鳥居が見えます。
社頭。
存在感と貫禄のある一の鳥居。
一の鳥居に掛かるのは「大権現」の神額。
二の鳥居。
鳥居の特徴からすると明神鳥居だと思われますが、まるで鎮信鳥居を思わせるような笠木の反り返りと鋭く尖った先端が独特ですw
二の鳥居の神額は「熊野神社」とありました。
石段参道。
この石灯篭をご覧くださいw
この小さな境内に、なんと四対もの石灯篭が立っておりました!
社殿です。
棟の両端にはシャチホコ、唐破風下には鶴の細工が施してあります。
小さな境内ですが、足元には芝が張られているのか丈の短い草が生えており、まるで絨毯の上を歩いているかのようにふっかふかですw
平成13年9月に再建された社殿には本殿鞘堂は設られておらず、社殿の奥に木造の本殿が祀られておりました。
御祭神は速玉男命、伊弉冉命、事解男命と思われますが、案内板がなく由緒沿革については分かりませんでした。
境内の様子。
こちらの熊野神社さんには狛犬はいませんでしたがたくさんの石灯篭がありました。
ただ、石段参道を上るときは上の境内の様子がまったく分からないので、毎回期待と興奮でドキドキするものですねw
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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