こちらの熱田神社はJR唐津線多久駅の南東およそ5.3kmの距離、佐賀県多久市南多久町大字長尾平原地区に鎮座されます。
佐賀県道25号若木多久線の長尾交差点から南に、杵島郡大町町との境に立つ鬼の鼻山の山中にある天ヶ瀬ダム方面に向かい、右側に広がる棚田を見ながら東へ向かった先のまばらな集落の中央付近、まるで一つの森のような樹々に囲まれた小丘の上に位置しています。
石段参道の前には重厚感のある台輪鳥居が奉納され、苔生す石段を上った先の境内には入母屋造りの拝殿と本殿が建立され、昭和生まれの若い塩田型の狛犬が守護しています。
尾張名古屋築城の横山の住人が帰国する際に熱田の小祠を持ち帰り創建したとも、1614年の「大坂冬の陣」出陣の際に創建したとも伝えられています。御祭神は日本武尊、天叢雲劔、素戔嗚尊、宮簀姫命、伊弉諾尊、宇賀御魂命の六柱です。
社頭。
石段参道入口に立つ台輪鳥居。
鳥居に掛かるのは「熱田社」の神額。
さらに石段参道が続きます。
参道途中に立っていたと思われる二の鳥居は、老朽化のためか笠木や貫の部分が取り外されており、柱の部分のみが残されています。
社殿。
そして拝殿前の狛犬さん。
蹲踞型の狛犬さんは、垂れ耳のクリクリ巻き毛が可愛いくて姿勢の良い塩田型の狛犬さんです。
昭和4年10月生まれの狛犬さんは西野鶴松さんが制作されたものでした。
西野鶴松さんが製作された狛犬さんが奉納されている神社は他にも結構あります。
拝殿の中の様子。
本殿。
手水鉢。
御堂。
石祠群。
御神木。
こちらの熱田神社さんも山の中に鎮座されておりましたが、山の中に鎮座される神社はこれまでにも結構な数ありました。
最近思うことは、山道を走るときは普通車ではなく軽自動車の方がいいなということですw
それに、探索しながら走るので走行距離もどんどん長くなり、燃料代もバカになりませんから本気で考え始めていますw
さて、次はどんな神社に巡り合うのでしょうか。
それでは、今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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