こちらの天満宮はJR唐津線中多久駅の南方およそ6km、佐賀県多久市南多久町大字花祭西山地区の中央付近に鎮座されております。
杵島郡大町町との市境に立つ標高416mの聖岳山頂の北東およそ1.2kmの山中に位置し、公共の乗り物はもちろんありませんしマイカーでも山間部の道路を走ることになります。
やがて大きな御神木が目に入り車を停め、車を降りて東の山の斜面に目をやるとそこには素晴らしい棚田の絶景が広がっていました。
道路のわきの民家横に建立された鳥居をくぐり、三尺ほどの幅の石段参道を上った先の狭小の境内に、2001年に再建された入母屋造りの拝殿と、木造本殿が納められた本殿覆屋が建立されています。

神社遠景。

石段参道前に立つ台輪鳥居。

鳥居に掛かる「天満宮」の神額。
建立年は分かりませんが、平成元年一月に改修されたという刻銘が読み取れました。

鳥居の左横の神池。
鳥居の右横の御仏堂や石祠類。

石段参道を登ります。

入母屋造りの拝殿。

拝殿の中の様子。

天満宮建立記念碑には2001年1月に建立されたとあります。

参拝を終え石段を下りていると見事な棚田が見えたので、近くの農家の方の許可を得て庭先から棚田の絶景を撮影させていただきました。
下の水田はすでに田植えが終わっているところが多いのですが、このあたりはやはり標高が高いためかまだ苗は植わっておりませんでした。
ただ、こちらの庭先には苗がたくさん準備されていたので、明日以降にでも田植えが始まるものと思われます。
今回は、南多久町下多久の笹原公民館付近から山道を登ったのですが、途中の道路はあまりにも狭く対向車が来たらすれ違うこともできませんのでお勧めできません。
遠回りにはなりますが、多久市南多久町長尾県道25号多久若木線の長尾交差点を南下して道なりにおよそ9kmほど行くルートの方が分かりやすく、また安全に参拝できるのでお勧めです。
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
ランキングに挑戦しています。⇩ポチッとクリックいただければとても励みになります!



コメント