こちらの上滝八幡神社はJR佐世保線高橋駅の北方およそ1kmほどの距離、佐賀県武雄市朝日町大字甘久北上滝地区の集落中央付近に鎮座されます。
高橋駅の東300mほどの交差点信号から、県道331号北方朝日線を北西に約800mほどのところにある「武雄市立朝日小学校」の校門とは反対側、東に向かう道路に入ると直ぐの小高い丘の上に位置します。
石段参道前に立つ一の台輪鳥居をくぐり、飛び狛灯篭を見ながらさらに登ると安永4年建立の二の台輪鳥居、そしてその奥には平成11年生まれの狛犬が守護する入母屋造りの拝殿、一段高く玉垣がめぐらされた上の境内に本殿が建っております。
社頭。石段参道前に立つ一の鳥居。
鳥居に掛かるのは「八幡宮」の神額です。
綺麗な石段参道は幅も高さも揃っておりとても登りやすいです。
石段参道の両脇に立つ飛び狛灯篭。
境内入口の建つ二の台輪鳥居。
鳥居に掛かる「八幡宮」の神額。
「安永四年創建」の刻銘が入る柱。
石畳の参道が拝殿まで続いています。
瓦葺き入母屋造りの拝殿。
平成11年(1999年)7月生まれの塩田型の狛犬さんですが、ビジュアルが個性的でこれまでの狛犬とははっきり区別ができそうな感じですね。吽形は玉を取り阿形は構えの組み合わせとなっています。
拝殿の中の様子。
拝殿の裏側に回ると一段高くなった玉垣に囲まれた上の境内に、銅板葺き流造の本殿が建立されております。
御堂。
こちらの上滝八幡神社には個性的なビジュアルの狛犬さんが居ましたが、武雄市北方町の「青幡神社」の狛犬も同じような玉取りと構えの塩田型の狛犬でした。
武雄市の川良天満宮や樋口神社の狛犬も同じようにマスティフのような顔をしていています。製作した石工さんが同一なのか、それとも同じ一門なのかもしれませんね。
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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