英彦山神社 佐賀県杵島郡白石町大字横手新昌

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白石町の神社

こちらの英彦山神社は、JR長崎本線の肥前竜王駅の北東におよそ2kmの距離、佐賀県杵島郡白石町大字横手新昌地区の集落の中に鎮座しています。

国道207号線「白石町廻里津」の交差点から北に1.4kmほど、「柳橋」のバス停付近から東に500mほどの場所に位置しており、横手上公民館と消防格納庫の間を延びる参道入口と境内入口に鳥居が奉納され、大きな二本の御神木を中心にした鎮守の森に護られた境内に、近年改築された入母屋造りの拝殿と流造の本殿が建立されています。

案内板によると創建はおよそ400年前、御祭神は天忍穂耳命と思われますが由緒沿革等については不明ですが、奉納された鳥居に掛かる「英彦山大権現」と「英彦山神社」の二つの神額に神仏習合の名残を感じさせます。

参道の入口付近に多くの子ども用自転車が無造作に置かれ、鳥居の左側にある公民館の中から聞こえてくる子どもたちの賑やかな声が境内の静寂を打ち消してしまったにも関わらず、逆にそれが爽やかな空気に変わったような気がして不思議でした。

参道入口に立つ一の鳥居。

一の鳥居に掛かる「英彦山大権現」の神額。

境内入口の二の鳥居。

二の鳥居には「英彦山神社」の神額が掛かります。

よく見ると、どちらの鳥居も神額が新しいように思えます。

英彦山 権現神社 改築 趣意書

当神社は、徳川三代将軍家光の時代に、権現神社として建立され、先祖代々横手区民の守神として崇敬し、以来400年の歴史を重ねています

しかし本殿及び拝殿の老朽化が進んでいたのでここに改築の運びとなりました

案内書きより

なるほど、どうりで2つの鳥居に掛かる神額が新しかったわけだ!

鳥居を移転するときに神額を新しく新調したというわけですねw

鬼瓦には「鍋島杏葉紋」が入っています。

瓦葺き流造の本殿。

神仏習合の名残の境内脇に並ぶ石祠や石仏群。

御神木。

英彦山信仰の総本山の英彦山は、中世以降神仏習合がなされたあと修験道の道場「英彦山権現様」として栄えたのですが、明治維新の神仏分離令によって英彦山神社となったそうです。

こちらの御社の一の鳥居に、「英彦山大権現」の神額が掛かっているのはきっと神仏習合の名残なのでしょう。

それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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