金立神社 佐賀県佐賀市金立町千布東千布

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佐賀市の神社

こちらの金立神社は、JR長崎本線佐賀駅から北へ5kmほどの佐賀県佐賀市金立町千布東千布地区鎮座、県道48号佐賀外環状線「千布北」交差点南にある佐賀市立金立小学校西側に位置しています。

「千布北」交差点から県道31号佐賀川久保鳥栖線を南に200m、「千布」の信号を東に入ったところに鳥居が建立され、そこから北に向かって参道が伸びています。

境内の東側には千布幼稚園があり、薬師如来が祀られる参道を進むと境内入口には園児の事故防止のためにフェンスが設けられ、しっかりチェーンが掛けられていました。

すっかり園児たちの遊び場と化した境内の一段高くなった場所に、昭和生まれの蹲踞の狛犬が守護する入母屋造の拝殿と流造の本殿が建立され、紋幕には左に平家の家紋の揚羽蝶、右に大友宗麟が用いた抱き杏葉の紋が描かれており、左右に別々の紋が描かれた紋幕を見るのは初めてでした。

案内がなく詳細についてはわかりませんが、御祭神は保食神、罔象売女命、秦の徐福と思われます。

参道入口に建立された台輪鳥居。

「金立社」の神額が掛かります。

左の柱に「寛政□□□□二月吉日」、右の柱に「神門一間」の刻銘が入ります。

右にあるのは千布幼稚園。境内に隣接して建てられたようです。

参道の左側に設けられた薬師如来堂。

参道右側に祀られている石碑群。

瓦葺入母屋造の拝殿。

拝殿前には佐賀の石工さんが制作された蹲踞の狛犬が奉納されています。

風貌が塩田型の狛犬さんに似ています。

左の台座に「昭和九年十一月吉日」、右の台座には「佐賀市紺屋町二丁目 石工 田中豊二」の刻銘が入ります。

拝殿の中の様子。

奥に架かる紋幕をよく見ると左右で紋が違っており、左側には揚羽蝶の紋、右には抱き杏葉の紋が描かれています。

石垣の上に建立された流造の本殿を幣殿が繋いでいます。

拝殿西側の神庫。

神庫の前には園児たちの砂場があり、その向こう側には二十三夜塔や猿田彦大神などが祀られています。

境内西側に祭られている「子安観音堂」。

手水鉢と神社改築記念碑。

境内の様子。

走り回っている園児たちが写り込まないように苦労しながら撮影していると、「ねえ、なんしよーと」と興味深げな子供たちがどんどんやって来ます。

無邪気にはしゃぎまわる子供たちを見ていると、自分にもこんな時があったなとなんだか懐かしくなりました。

境内入口のフェンスに戸惑ってしまったとき、気が付かれた幼稚園の先生が来て開けてくださいましたが、地元の方は自分で開け閉めをしてお参りされているようです。

今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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