こちらの天満宮は小城市役所から南に1.8kmほど、国道203号線と国道34号線が交差する「三日月町五条」交差点の西に広がる田園地帯の中にある集落、佐賀県小城市三日月町樋口立石の町外れに鎮座されます。
境内入口に奉納された鳥居をくぐると、昭和生まれの躍動感のある砥川型の岩乗り狛犬が睨みを利かせており、その奥に唐破風向拝付き入母屋造の拝殿と流造の本殿が建立されています。
拝殿の屋根には鯱、向拝の唐破風の両端には飛び狛の屋根飾りが置かれ、向拝下の目貫には龍、木鼻には獅子と象の彫刻、また本殿の目貫にも梅花紋の彫刻と木鼻に獅子と象の彫刻が施されています。
神社のすぐ東側にはJR唐津線の線路が通っているものの町の喧騒を感じることもなく、高い樹木がないせいか境内全体が明るく感じられるとても気分の落ち着く古社です。

社頭。

境内の中ほどに立つ鳥居。

「天満宮」の神額。

開放的な入母屋造りの拝殿。
拝殿の屋根の両端には鯱が、向拝の唐破風の両端には飛び狛の屋根飾りが置かれています。
昭和12年3月7日生まれの岩乗り狛犬さんですが、石工さんの名前は確認できませんでした。よく見ると、小城市三日月町堀江の「若宮社」の狛犬さんとよく似ています。

拝殿の中の様子。向拝下の目貫には龍、木鼻には獅子と象の彫刻が施されています。

本殿。目貫には梅花紋、木鼻には獅子と象の彫刻が施されています。
流造の本殿。

石仏群。

南無妙法蓮華経と刻まれた題目塔。
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