こちらの南面神社は、JR長崎本線久保田駅の南西およそ1.1kmの距離、佐賀県小城市三日月町樋口江口地区に鎮座されます。
国道34号線「三日月町五条」の交差点の西600mほど、水田地帯の中を南北に走るJR唐津線の線路沿いに位置しており、道路わきに建立された鳥居をくぐると、区画整理によって整備されたと思われる整った参道が、水が張られた水田を割くように一直線に境内へと延びています。
鎮守の森を形成する境内には社号のとおり、入母屋造の拝殿と流造の本殿覆屋が南に面して建立されています。拝殿前には明治生まれの砥川型岩乗り狛犬が奉納され、綺麗な境内と古いながらも手入れが行き届いた拝殿がとても清々しいお社です。
案内がなく、御祭神や由緒沿革等については不明ですが、境内東側の石祠が祭祀された末社の中に肥前狛犬が一体だけ安置されています。

神社遠景。

参道入口に立つ鳥居。

鳥居には「南面神社」の神額が掛かります。

瓦葺き入母屋造りの拝殿。
そして拝殿前の狛犬さんです。
太く吊り上がった眉の感じは砥川型特有ですね。そして垂れ耳で尾の形が特徴的な狛犬さんです。
明治36年11月生まれの岩狛さんは「三里村 石工 吉原豊吉」さん制作でした。
三里村は現在の小城市小城町栗原ですね。やっぱり栗原地区には、立派な石工さんがたくさん住んでおられたようです。

拝殿の中の様子。
本殿。

末社。

末社。

馬頭観世音。

末社。

「ん?これはなんだろう」。
末社の社の左側に新しい建材でこしらえられた仕切りがあるのに気が付きました。

覗いてみると、なんとそこには肥前狛犬ちゃんがいらっしゃいましたw
中に居たのは、おそらく阿形と思われる一体だけだったんですが、頑丈に仕切られた柵の中に安置されていました。
柵は嵌め殺しになっており、おそらく盗難の心配はいらないと思ったのでアップしました。撮影が難しく、このカットでしか撮れなかったのが残念です。

大黒天と石祠。
案内板もなく由緒や祭神などは分からなかったのですが、南面神社という社名の神社はどこか他の地にもあるのでしょうか?
社殿が南に面しているのは珍しくはないのですが、社号がただの偶然とは思えずもっと詳しいことが知りたいと思う今日この頃ですw
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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