神社巡りを始めるとすぐに狛犬の魅力に憑りつかれてしまった私。そしていろんな狛犬を見ていくうちに、狛犬もいろんな特徴があることを知る。
さらに、狛犬のルーツを調べるうちに知ったのが石工という職業であり、肥前石工であり、砥川石工であったのです。
そして時を同じくして知ったのが肥前鳥居、そして肥前狛犬だった。
肥前国の石工さんの卓越した技術と独創的な発想力が、あの美しい曲線美を持つ肥前鳥居を生み出し、そして直線と曲線だけで素朴な表情を表現する肥前狛犬を生み出したことは、本当にすごいとしか言いようがありません。
おかげですっかり肥前狛犬の魅力にやられてしまいましたw
こちらは小城市内の某所、田園地帯の中の鎮守の森に囲まれた中で一本の鳥居と、一対の狛犬とともに鎮座されている神社です。
拝殿に上がらせてもらい本殿へと行くと、本殿は両開きの格子戸がしっかりと施錠されていました。
格子戸の隙間から携帯で覗かせてもらうと…
いらっしゃいました(^^♪
肥前狛犬ちゃんですw
格子の隙間から撮ったので、あまりうまく撮れませんでしたがとてもきれいな状態です。
腫れぼったい目に大きな鼻と唇が印象的ですw
本殿内には上のように並べられていましたが、どうやら向かって左の方が口を開けているように見えます。
そして向かって右の方に角があるような感じですので、おそらくこちらの方が吽形ではないかと思われます。
こうして真っ暗な中でもしっかりとご神体を守護しているんですね。健気だな~
ただ、右の肥前狛犬ちゃんの後ろにはなにか木製のものが倒れていますし、木の葉や木くずも散らばっているようで、本殿の内部はあまり快適とは言えないようですねw
今回の肥前狛犬ちゃんは、鍵付きの本殿の中でしっかりと使命を果たされていました。
思わぬところで巡り合うことができると、とても言葉では表せないほど感激してしまいます。そのせいか、いつの間にかこうした小さな古社を好んで回るような癖がついてしまいましたw
また、新しい肥前狛犬ちゃんとの出会いを楽しみにコツコツと参拝を続けさせていただきます!
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
このブログでは大型の肥前狛犬や固定されて動かせない肥前狛犬、また鍵付きの建屋内で保管されている肥前狛犬に関しては神社名を挙げてご紹介していますが、今回ご紹介した肥前狛犬は周囲に民家もなく、盗難に遭う可能性も否定できないため今回は神社名は伏せることにしました。
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