こちらの横枕神社は、JR唐津線相知駅の東方およそ900mの距離、佐賀県唐津市相知町横枕地区に鎮座されます。
国道203号線の「浜白橋」交差点を北へ、国道に沿って流れる厳木川に架かる浜白橋を渡り、山沿いを走る県道341号山崎町切線の「浜白橋北」の信号を東に行った横枕集落の東の外れの小丘の上に位置しています。
社頭に立つと、小川に架かる神橋の先に鳥居が建立され、その先に見える小山の上に向かって延びる石段参道がとても美しく思えます。
上り口には幟杭が打たれ、石段参道を上がっていくと途中に二の鳥居が奉納され、そこからさらに石段が続き社殿が見えてからもなかなか辿りつかないように感じられます。
上りあがった先の境内には切妻造りの質素な拝殿と、その裏側には自然石の石が積まれた石垣の土台が組まれ、その上に同じく切妻造りの本殿覆屋が建立されています。案内がなく御祭神や由緒等については不明ですが、この地区の氏神様として長く祭られてきたと感じさせられます。
社頭。
小川に架かる神橋。
参道入口に立つ一の鳥居。
平成29年(2017年)9月建立ですから、まだまだ建ってから間もない新しい鳥居です。
新しい鳥居に掛かるのは「横枕神社」の神額です。
石段参道。右側のステンレスの手すりに氏子の皆さんの温かみを感じます。
石段参道の途中に立つ二の鳥居。
貫の部分は新しい石材で補修されているようです。
二の鳥居に掛かるのも「横枕神社」神額ですが、長い時を経てきたことが感じられてなかなか趣がありますね。
まだまだ石段は続きます。
もう少しですが、社殿が見えてからでもなかなかたどり着きませんw
こちらが拝殿。
そして本殿覆屋。
本殿の土台の自然石の石垣が見事です。
木造の本殿。
本殿の右わきに祀られている石祠。天照皇太神宮ほか。
参道の石段も長く、タップリの自然の中に鎮座される横枕神社さんですが、しっかり管理されて清掃も行き届いていました。
おそらく水道だと思うのですが、蛇口を見るとホースで境内まで引いておられたので、こんな山の上まで水が届くのだろうかと余計な心配をしてしまいましたw
なんだかホッとする古社でした♬
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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