こちらの天神社は、JR唐津線山本駅から北に1.6kmほど離れた佐賀県唐津市上久里浦屋敷地区に鎮座され、伊万里市から流れ込む徳須恵川と合流する、松浦川東岸の畑が広がる集落中央付近に位置しています。
参道入口に建つ一の鳥居から途中の二の鳥居、そして境内入口の三の鳥居をくぐると、数本の御神木で護られた境内に千鳥破風向拝付きの入母屋造の拝殿と、白木造の本殿が納められた入母屋造りの本殿覆屋が建立されています。
境内の入り口に藤棚が設けられ、北側には滑り台やブランコなどの遊具が設置されています。拝殿の中には令和6年に奉納された真新しい紋幕が掛かっており、氏子の皆さんの崇敬の篤さがうかがえるとともに地区の住民の憩いの場としても活躍していることがわかります。

社頭。

一の鳥居に掛かる「天神社」の神額。

参道の途中に奉納されている二の鳥居。

二の鳥居の神額。
左の柱に「后二月中旬工成」、右の柱に「寛政四壬子年」の刻銘が入ります。

鎮守の森に護られた境内。入り口には石造りの常夜灯が奉納されています。

境内入口に奉納された三の明神鳥居。

境内左側の様子。手前には手水盤があり、その奥にはコンクリートの柱で整備された藤棚が広がっています。

境内右側の様子。

千鳥破風向拝付きの瓦葺入母屋造の拝殿。

拝殿の中の様子。
幣殿入口に掛けられた紋幕を見ると「令和六年三月吉日」奉納の文字が確認できます。地域の方がつい最近奉納されたようですね。

白木造の本殿。小さいながらも木鼻には象と獅子の細工がしっかりと施されています。
入母屋造の本殿覆屋。

石碑。

境内の北には広々とした場所があり、周囲には子どもたちの遊具が設置してあります。

境内西側にある井戸。

境内の様子。
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