こちらの田頭神社はJR唐津線岩屋駅の北東およそ900mの距離、佐賀県唐津市相知町田頭地区に鎮座されます。
県道350号相知厳木線の「町切」交差点から北に入り、県道341号山崎町切線を1.4kmほどにある集落の東の里山の中に位置します。
山間部の集落へ向かう途中の斜面の上にあり、石段参道の入り口には寛政2年建立の台輪鳥居が奉納され、石段参道を上がると左側に開放的な社殿が建立されていますが、祭神や由緒沿革などは案内板もなく不明です。
社頭。
石段参道入口に奉納されている台輪鳥居。
鳥居には「田頭神社」の神額が掛かります。
左の柱に「寛政二庚戌二月吉辰良日」の刻銘が入ります。
石段参道上り口の幟杭には杉の木の幟立てが設置してあります。
石段参道を上がると境内の正面に招魂碑などが建立されています。
境内の左に目をやると社殿が建立されていますが、敷地の都合によるものなのでしょうか社殿と並列ではなく縦に石灯篭が並んで置かれております。
横に長い切妻造り平入の拝殿。
拝殿の中の様子。開放的な造りのため掛けられている絵馬も色が褪せています。
本殿。
本殿木鼻には獅子と象の細工が施されています。
切妻造り平入の本殿覆屋。
境内遠景。
集落からは少し離れた山間の地に建立されているせいか物寂しさを感じさせる神社でしたが、本殿前の花瓶には生き生きとした榊が活けられていました。
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