こちらの天神社はJR唐津線山本駅の南西およそ8km、唐津市と伊万里市の市境近くにある国道202号線志気トンネルの南側、佐賀県唐津市北波多志気地区に鎮座されます。
志気集落の入り口の小丘の上に位置し、石段参道入口には背の高い幟竿がそびえ立ち、参道の途中に明神鳥居が建立されています。境内の西側にお堂、正面の一段高くなった場所に銅板葺き入母屋造の社殿が建立され、その中に木造本殿と奉納絵馬が祭られています。
社殿に上がる石段の左右に手水盤が配置されていますが、左横の手水盤には子どもの水難事故のお守りなのか、手水鉢に張り付くように河童の彫り物が施されています。案内がなく詳細は不明ですが、志気地区の氏神様として長らくお祭りされているものと思われます。
社頭。幟杭に添えられた長い幟竿が印象的です。
石段参道の途中に建立されている明神鳥居。
「天満宮」の神額がかかります。
境内奥の一段高くなったところに銅板葺き入母屋造の社殿が建立されています。
社殿前の石段左側の手水盤。
よく見ると、脚の部分に河童が張り付いていりように見えます。これは水難防止のお守りなのでしょうか。
石段右側の手水盤。
社殿の中に祀られている木造本殿。
武者の合戦が描かれた奉納絵馬。
境内西側に建立されたお堂。
明正大明神と刻まれた石碑。
社殿裏の窪みに収められた石造物。
天照皇大神宮の石碑。
境内東側に建立されている戦没者記念碑。
国道からも民家からも離れているためか境内はとても静かで、ときおり聞こえてくる野鳥のさえずりだけが響きます。
昔はお堂などに住民が集まっていたのだろうと、いろいろと思いを巡らせているとあっという間に時間が経っているほど落ち着く場所でした。
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