こちらの鎮守神社は唐津市肥前市民センターの北方およそ4km、県道317号納所入野線の終点である佐賀県唐津市肥前町納所京泊の集落の外れ、京泊漁港の北端の防波堤沿いに鎮座されます。
境内に入ると狛犬灯籠を始めとする四対の石灯籠が奉納され、幟竿の奥には「鎮守大明神」の神額が掛かる鳥居が海に面して建立されており、その奥に瓦葺の入母屋造拝殿と本殿が建立されています。
拝殿前には明治生まれの唐津型狛犬が奉納され、境内西側にも「鎮守神社」の神額がかかる鳥居が奉納されています。案内がなく御祭神や由緒等については不明です。

社頭。
境内のすぐ前は海に面しており、南東を向いて建てられた社殿は、約2mほどの高さの堤防で守られています。

拝殿前に立つ鳥居。

「鎮守大明神」の神額が掛かります。
拝殿前の唐津型狛犬。
「明治二十一年 九月吉日」「値賀川内 石工 徳永政治郎」の刻銘が入ります。

拝殿の中の様子。

本殿。

境内裏の北に面して立つ明神鳥居。

鳥居に掛かるのは「鎮守神社」の神額。
納所地区は漁港もあり、一見漁業の町のように思えますが、いったん地区の北側へ行くと「納所の棚田」「納所西ヶ浦の棚田」「納所福浦の棚田」の3つの棚田がありました。
どうやら海の近くの方は漁業を、丘の方の方は農業をされているみたいで、半農半漁というわけではなさそうでした。
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